娘がまだ小学生だった頃、
私が昼間に外出して家を留守にしてしまうことが多くなり、
学校から帰ってきても家の中に入れないと困るだろうと、
スペアではありますが、娘に鍵を預けたときがありました。
しかし、すぐに鍵をなくしてしまいました。
ランドセルの中にいつも入れるようにと言っておいたのですがダメでしたね。
そこでさらにスペアを。今度はなくさないようにと、
鍵に紐を通して首にかけさせました。ちょっとしたネックレスです。
ところがまたなくしてしまいました。
「なんでなくしちゃうのよ。ちゃんと首にかけておいてと言ったじゃない」
「首にかけてたよ」
「なら、なんでなくなっちゃうのよ」
「体育の授業ではずしたから」
「体育の授業でもそのまま首にかけておけばいいじゃないの」
「だって先生が、体操なんで体を動かすときに危ないから取りなさいって・・・」
なるほどね。そりゃあそうだわ、です。
その後、鍵紛失防止に向けての何度かの孤軍奮闘の対策もむなしく、
娘は一年で四度鍵をなくしてしまいました。
おかげでその年、玄関の鍵も二度変更しました。とほほの体験です。
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